ワンダーボーイの中学生留学記8|留学は「本人の意思」じゃないとダメ?

留学記

留学を考えたときに必ず聞かれる質問

留学の準備を進める中で、留学エージェントとの面談で何度も聞かれたことがあります。

「今回の留学は、お子さん本人の意思ですか?
それとも親御さんの希望ですか?」

この質問、実は多くのご家庭が一度は直面するテーマだと思います。

親が留学を考える理由はいろいろ

子どもを留学させたい理由は本当にさまざま。

  • 英語を話せるようになってほしい
  • 将来、国際的に活躍してほしい
  • 人とは違う経験をさせたい
  • 日本の学校が合わなかった
  • 独立心を育てたい

どれも自然な親心ですよね。
でも一方でよく聞くのが、

「留学は“本人の強い意思”がないとうまくいかない」

という声です。

本人の意思じゃないとダメ?

私自身の考えとしては──
「本人の意思じゃなきゃ絶対ダメ」なんてことはないと思っています。

実際に息子ワンダが通った学校にも、親にすすめられて留学した子がたくさんいました。
中には到着後しばらく毎日泣いていた子もいましたが、
時間が経つにつれて英語が上達し、友達もでき、
やがて自分の居場所を見つけていきました。

留学がうまくいくかどうかなんて、最初は誰にもわかりません。
それくらい子どもには“驚くべき可能性”があるんです。

ワンダの決め手は「性格」だった

ワンダが留学を決断できた大きな理由。
それは「性格」でした。

彼は何事にも物おじせず、いい意味で鈍感力があるタイプ。
小さいころからお泊まりも平気で、私がいなくても大丈夫。

「この子なら、きっと何があっても乗り越えられる」
そう信じて背中を押すことにしました。

大切なのは“帰れる場所”があること

そして私が意識していたのは、

**「いつでも帰ってこれる場所がある」**という安心感です。

実際に行ってみて「やっぱり違った」と思うこともあるかもしれません。
でも戻れる選択肢があるだけで、子も親も気持ちがずいぶん楽になります。

不思議なことに、「帰ってきていいよ」と伝えて送り出しても、
子どもは案外振り返らず、しっかり前を向いて歩いていくんです。

その背中が遠ざかるたびに胸がきゅっと痛むけれど、
きっとそれこそが“成長”なのだと思います。。(ホロリ)


👉 まとめると、

  • 留学は必ずしも「本人の意思」から始まらなくてもいい
  • 子どもの可能性は予想以上に広がっていく
  • 大事なのは「帰れる場所」を用意しておくこと

こう考えると、親としても少し安心できるのではないでしょうか。

前のお話しです↓

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