【母が息子に聞いてみた・第4回】アメリカで暮らしてみてどう?普段の生活・ホームシックなど

留学記

連載第4回は、アメリカでの日常生活について、母・ママ美がワンダ(Grade9・16歳)に聞いていきます。

この記事で紹介しているのは、あくまでワンダ本人が実際に経験した留学生活です。

同じボーディングスクールでも生徒によって感じ方は異なりますし、学校によってルールや環境も違います。

すべての留学生やボーディングスクールに当てはまるものではありません。

ひとりの留学生のリアルな体験談として、読み物感覚で楽しんでください。

今回は、
・お小遣いの使い方
・アメリカで感じたカルチャーショック
・日本に帰ってきて驚いたこと
・留学中に経験したホームシックの乗り越え方まで。

留学生活の「日常」の部分を、ワンダ自身の言葉で聞いていきます。

お小遣いはほぼ使わない、みんなクレジットカード派

ママ美
ママ美

お小遣いって何に使ってるの?

ワンダ
ワンダ

ボーディングスクール生は高校生になったらお小遣い制じゃなくてクレジットカードを使ってる子がほとんどだよ。

僕はあんまり使う機会がないんだけど、ボストンとかニューヨークに出かけた時に買い物するくらい。

あとはアマゾンで生活用品とかスポーツ用品を買うくらいかな。

何買ったか全部ママが確認できちゃうけどね(苦笑)。

でもアメリカって日本ほど流行りものがないから、必要なもの以外はあんまり欲しくならないんだよね

ママ美
ママ美

クレジットカードはママ美のクレジットカードの家族カードで渡しているよね。

始めはクレジットカードを高校生に渡すの抵抗あったけど現金を持ち歩くより安全かなと最近は感じてるよ

ワンダ
ワンダ

そうそう!高校生でもしっかり管理できます!

なのでこれからもクレジットカードさんは常に持たせてください!お願いします!!

ママ美
ママ美

(# ゚Д゚)怒

いい点は「英語が下手でも優しくしてくれる」、悪い点は「清潔さ」

ママ美
ママ美

(気を取り直して)

アメリカに留学して、一番カルチャーショックだったことは?

ワンダ
ワンダ

いいことと悪いこと、どっちがいい?

ママ美
ママ美

両方、1個ずつ教えて!

ワンダ
ワンダ

まずいい点は、思った以上に英語が喋れなくてもアメリカの人たちは優しくしてくれたこと

先生も友達も、わからない単語があっても優しく教えてくれるし、言葉の使い方を間違えてても普通に直してくれる。

悪い点は、街とかがあんまり綺麗じゃないこと。

まあこれはアメリカが悪いっていうより、日本のせいでもあるんだけど。

ママ美
ママ美

日本のせい!?

(なんか日本語の使い方変だな~)

ワンダ
ワンダ

そう、日本が超綺麗だから、逆にそう感じちゃうんだよね。

ニューヨークとか匂いがきつい場所もあるし、トイレとかも綺麗じゃなかったりする。

そういうところでカルチャーショックを感じる人がいる理由は、僕にはよくわかるかな。

以前、ワンダと一緒にボストンの地下鉄に乗ったとき、窓ガラスが割れていてかなり驚いていたことがあったね!

うん!日本じゃ考えられないよ。

割れた窓があったら、何か事件でもあったのかと思うくらい。

それくらい日本はいつも電車もトイレも新品みたいに綺麗だなって思う

アメリカは「Your own style」、日本は「人に合わせる」

ママ美
ママ美

他にも日本との違いを感じたことはある?

ワンダ
ワンダ

アメリカ人らしい「Your own style(自分は何を持ってるか)」っていうマインドかな。

アメリカだとみんな周りのことをあんまり気にしないから、自分の好きな格好が普通にできるのがいいなと思う。

日本は人に合わせる習性があって、トレンドを気にする感じがあるけど、アメリカはどちらかというと服とかもあんまりトレンドがなくて、みんな自分の好きなことを追求してる感じ。

人に合わせなきゃいけないっていうプレッシャーが日本とは違ってあんまりないと思う。

アメリカ人の好きなところは「スペシャリティ(自分の追求してるもの)」

ママ美
ママ美

アメリカ人のここが好き、と思うところは?

ワンダ
ワンダ

「Speciality(スペシャリティ)」があるところかな。

それぞれの人が持ってるファッションとか、
考えとか、
趣味とか、
その追求の仕方がすごいんだよね。

例えば車が好きな子は、お父さんと古いアンティーク車を安く買ってきて2人で直したりしてるし、

サーフィンが好きな子は自分でボードを作って、それを販売する会社を作っちゃったりする。

作曲してる子も結構いるよ。

趣味や考え方が合う人と出会うと、本当に楽しいし勉強になる。

みんな自分の好きなことを追求してるから、自分と同じものを追求してる人に会うと、すごく嬉しくなる。

あと、アメリカの子って別に嫌われても全然気にしないんだよね。「ちょっと僕とは違うんだね」で終わり

そういう意味では、人付き合いはアメリカ人の方が楽かもしれない。

ママ美
ママ美

へーっ、サイエンス好きな子も結構いるの?

ワンダ
ワンダ

うん、結構多いよ。

ロボットを作るのが人気で、どこの学校にもロボット部みたいなのがあるんだよね。

そういう子たちはロボティクスとかサイエンスが好きな傾向があるかな。

映画に出てくるような、めちゃくちゃな理系オタクまではいかないけど、クラスとしてサイエンスが好きって子はいっぱいいるよ。

日本に帰って驚くのは「街の綺麗さ」と「食事のコスパ」

ママ美
ママ美

久しぶりに日本に帰ってきて、驚いたことはある?

ワンダ
ワンダ

とにかく街が綺麗。

道も公園もお店も、ゴミも落ちてないし変な匂いもしない。

あと、食べ物が安くて美味しいっていうのも大きいね。

アメリカでレストラン行っても美味しいんだけど、日本だったら「このクオリティでこの値段はなくない?」って思う時が多い。

日本ってどこ行ってもある程度美味しいじゃん。

みんな慣れてるから気づかないかもしれないけど、正直どこ行っても美味しいイメージがあるのは日本だけだと思う。

ホームシックの一番の理由は「初めての相部屋」

ママ美
ママ美

ホームシックになったことはある?

あります!あります!

ママ美
ママ美

一番寂しかったのはいつ??

(ママが恋しいとかあったのかしら)

ルームメイトが初めてできた時。

中学は一人部屋の学校が多かったんだけど、Grade8(中学2年生)の時に通ってた学校が二人部屋で、すごく戸惑ったんだよね。

ちょうど勉強を頑張ってた時期で、生活習慣が合わなくて勉強に集中できなくなったら困るなって思ってた。

渡米してからまだ心の準備ができないうちに始まった相部屋生活で、ストレスもかなり溜まってた時期だったから、その時はもうマジで早く日本に帰って友達に会いたいなって思ってた。

ママ美
ママ美

ワンダにとって、それはすごくストレスフルだったんだね、、、

ワンダ
ワンダ

めっちゃストレスだった。

ルームメイトは元々天才肌で、勉強しなくてもできちゃうタイプだったんだけど、僕は夜遅くまでやらないと点数が取れないタイプで。

彼がよく部屋に友達を連れてきて、遅くまでおしゃべりされると本当にしんどかった。

ママ美
ママ美

どうやって乗り越えたの?

ワンダ
ワンダ

僕たちの場合は、ルールを作った。

この時間帯は電話しないとか、
うるさくなっちゃう時は外に出るとか、
お互い合わないところを一つずつルールにしていった。

2人でフェアに部屋を使いたいっていう気持ちが大きかったから、嫌なことがあってもすぐぶつかるんじゃなくて、できるだけ落としどころを探すようにしてたかな。

ママ美
ママ美

その経験は大人になっても役に立ちそうだね!

とろこでママに会いたくて寂しくなった時はなかったの?

ワンダ
ワンダ

それはないね!

ママ美
ママ美

・・・・・

日本からの仕送りは嬉しいけど、、、、

日本からママや誰かが送ってくれて嬉しかったものってある?

やっぱり食べ物かな。

日本のラーメンとか送ってもらえると、間違いなく嬉しい!!

でも僕はスポーツをやってて体重制限があるから何もない方が嬉しいから、実はあんまり参考にならないかも。

日本からお菓子とかラーメンを買って帰らないように、自分でも気をつけてるくらいだから。

他の日本人の友達は、お菓子とか送ってもらうとすごく喜んでるイメージがあるよ。

ママ美
ママ美

今、アメリカと日本、どっちが「帰る場所」っていう感覚?

ワンダ
ワンダ

日本だね。

日本はやっぱりホームだから、日本の方がまだ「家」っていう感じがある。

日本にいる友達や家族に会えると、帰ってきたんだなって実感するよ。

アメリカに行って、逆に日本の良さがわかって、ますます日本のことが好きになった。

もちろんアメリカも大好きだけどね!

まとめ

お小遣いを使わない意外な日常から、「英語が下手でも優しい」アメリカの人たちの温かさ、そして「日本のせい」で感じてしまう清潔さのギャップ。

さらに、初めての相部屋生活で味わったホームシックと、ルールを作って乗り越えた経験まで。アメリカでの暮らしは、憧れだけでは語れないリアルな日々の積み重ねでした。

次回はいよいよ最終回。

留学して自分がどう変わったのか、ワンダ自身の言葉でシリーズを締めくくります。

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