【母が息子にインタビュー・第1回】なぜ、12歳でアメリカ留学?ボーディングスクールを決めたきっかけとは

留学記

アメリカのボーディングスクールに通う、現在Grade9のワンダ。

12歳で単身渡米し、留学生活は今年で5年目になります。

この連載は、そんなワンダに母・ママ美がインタビューする全5回シリーズです。

この記事で紹介しているのは、あくまでワンダ本人が実際に経験した留学生活です。

同じボーディングスクールでも生徒によって感じ方は異なりますし、学校によってルールや環境も違います。すべての留学生やボーディングスクールに当てはまるものではありません。

ひとりの留学生のリアルな体験談として、読み物感覚で楽しんでください。

第1回のテーマは「なぜ留学したのか」。きっかけから、英語がまったく話せなかった渡米直後までを聞きました。

きっかけは「テストだけで決まる」ことへの違和感

ママ美
ママ美

まず改めて聞くけど、何歳でアメリカに留学したの?

ワンダ
ワンダ

12歳から、留学してます。

ママ美:

ママ美
ママ美

今は何年目?

ワンダ
ワンダ

5年目

ママ美
ママ美

そもそも、なんで留学しようと思ったの?

ワンダ
ワンダ

日本のテストの成績だけで決まっちゃうシステムがあまり好きじゃなかったんだよね。

もっとアートとか、生徒一人ひとりの能力を評価するアメリカの教育システムに惹かれたから。

ママ美
ママ美

私が最初に留学の話をしたとき、どう思った?

ワンダ
ワンダ

正直「なんで留学の話が!?」って驚いた。

でもその頃、英語を使う仕事がしたいと思ってて、英語を喋りたいなら、もうアメリカに行くしかないのかなって思ってたところだった。

留学のこと自体はあんまり詳しく知らなかったけど、その時11歳だったから。

他の人がアメリカに行ったっていう話を聞いて、僕も行ってみたいなって思ったのは覚えてる。

ママ美
ママ美

留学したい気持ちは、最初からあった?

ワンダ
ワンダ

あった!!

出発前は「不安ゼロ」だった

ママ美
ママ美

行く前、不安だったことはある?

ワンダ
ワンダ

行く前は不安ゼロでした。

当時12歳で、

・日本の教育システムから離れたい気持ち
・昔からアメリカの映画が好きだった

という理由から憧れの場所に行けるって気持ちの方が大きかった

ママ美
ママ美

日本の友達と離れるのは寂しくなかった?

ワンダ
ワンダ

そんなに寂しくなかった。今もそんなに寂しくないかな。

3ヶ月に1回は帰ってくるし。

ママ美
ママ美

出発の日はどんな気持ちだった?

ワンダ
ワンダ

もうHOPEしかなかったね。

あとEXCITEMENT!!!

準備は「ほぼ何もしなかった」

ここからは、留学前の準備について聞いてみました。

ママ美
ママ美

留学前ってどんな準備したの?

ワンダ
ワンダ

何もしてない。

あ、ちょっとだけ英語の文法とか単語をやったけど、数字も覚えなかった。ベルリッツ(英会話塾)でアメリカの人とか他の国の人と喋る練習だけはしたのを覚えてるかな。

ママ美
ママ美

え~!!他にもママと一緒にいろいろやったじゃない!?
英語の絵日記とか二人で一緒に勉強したでしょ

ワンダ
ワンダ

おお~そんなこともあったね!

ママ美
ママ美

ぐすん、、

ママ美
ママ美

英語はどのくらい話せた?

ワンダ
ワンダ

その時は1ミリも喋れなかった。

面白いエピソードなんだけど、アメリカに来て最初の頃、先生にアイスクリームの味を聞かれて「自分は12歳です」って答えちゃったことがあって。

それくらい、アイスクリームの味も答えられない英語で行きました。

ママ美
ママ美

英検とかTOEFLは受けてた?

ワンダ
ワンダ

ジュニアTOEFLだけ受けて、ママからスコアを聞かされずに行った。

ママ美
ママ美

それは私が黙ってたんだった…

最初の1週間、大変だったのは「言葉」より「手続き」

ママ美
ママ美

最初は授業、理解できた?

ワンダ
ワンダ

全然できなかった。

ママ美
ママ美

最初の1週間で一番困ったことは?

ワンダ
ワンダ

宿題の答え方とかは翻訳機を使えばなんとかなるんだけど、それより何が宿題なのか、どうやってもらうか、どうやって提出するか。Googleドキュメントの使い方とか、先生にどうやってGmailを送るかとか。

そういう手続き的なものが一番めんどくさかったし、聞き方も難しかった。

3日で会話、1年半で「不自由なく」

英語が伸びたなって感じたのはいつ頃?

ワンダ
ワンダ

3日目!!これ今でも覚えてる。

3日目でもう普通にちょっとだけどコミュニケーションが取れて、友達もできてた。

ママ美
ママ美

3日で話せるって、化け物級じゃない?

ワンダ
ワンダ

そういう意味じゃなくて笑

3日ではもう友達もできて、コミュニケーションだけで喋れるレベルだったんだけど、意味までちゃんとわかって、本当に不自由がなくなったのは1年半後くらい。

2.5年目くらいでちゃんとクラスの意味がわかって、宿題もこなせるようになった。

だから最初の1年は苦痛でした、、、

ママ美
ママ美

え、今そんなに普通に英語話せてるのにやっぱり最初の一年は苦痛だったの?

ワンダ
ワンダ

そりゃそうでしょ!
授業の意味が分からなかったんだから

ママ美
ママ美

そりゃそうか~。。

今、日本の中学生に勧めるなら

ママ美
ママ美

今、日本の中学生に英語の勉強法を教えるなら何を勧める?

ワンダ
ワンダ

本を読むとか、簡単な映画を見るとか。

自分のレベルに合った本っていっぱいあるから、絵本でもいいと思う。
できるだけ英語に親しむこと。

字幕見ずに映画を見るとか、英語の本を読むとか、それだけでも全然いいと思う。

ママ美
ママ美

逆に、やっておけばよかったことは?

文法の勉強。

ママ美
ママ美

どんな場面でそう思った?

ワンダ
ワンダ

テストで英語を書いたりする時に、今勉強しといたらよかったなって思う。でも12歳が文法勉強して書けるようになるとは俺は思えないんだよね。

だから常に留学している内は文法の勉強は日本でしといた方がいいってこと。

ママ美
ママ美

あなたは文法の勉強しているのかね~

まとめ

12歳、英語力ほぼゼロ、そして「アイスクリームの味も答えられない」状態から始まったワンダの留学生活。周到な準備があったわけではなく、不安よりも「ホープとエキサイトメント」を胸に飛び込んだ決断でした。

次回は、実際のボーディングスクールでの学校生活について、授業や食事、寮生活などワンダの「今」の日常をママ美が聞いていきます。


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