こんにちは、ママ美です。
「ボーディングスクールってどうやって調べたらいいの?」
「海外の学校のHPって英語ばかりでどこを見たらいいのか分からない…」
そんなお悩みを持つ方に向けて、今日は ボーディングスクールのHPの見方 を丁寧に解説します。
このブログはこんな方におすすめです。
- 海外の学校HPの見方が分からない
- ボーディングスクールについて何を調べたらいいか分からない
- 学校への問い合わせ方法が分からない
- そもそも問い合わせていいのか不安
私自身も息子の留学準備を始めた頃、まさに同じ壁にぶつかりました。
学校のHPを開いても英語ばかりでチンプンカンプン。
クリックする勇気も出ずに何度もページを閉じてしまったことがあります。
さらに「こんな質問をしたら迷惑かな…」と不安で、
問い合わせすらできずに時間だけが過ぎてしまいました。
でも、実際に経験してみると分かったのは
「ボーディングスクールのHPはとても分かりやすい仕組みになっていて、問い合わせはむしろ歓迎される」
ということ。
ポイントを押さえれば、どなたでも安心して調べられるようになります。
この記事では、
初めてボーディングスクールを調べる方でもスムーズに進められるよう、
HPの見方や注目すべきポイントを分かりやすく紹介していきます。
大前提:問い合わせは迷惑じゃない!

「こんな質問をしたら迷惑かな?」「まだ出願もしていないのに連絡していいのかな?」
初めて海外の学校を調べていると、そんな不安がよぎることはありませんか?
私も最初は同じように悩みました。
日本の学校だと、校長先生や教科を教える先生方、そして事務課のスタッフが学校運営を担っていて、
問い合わせの窓口も限られているのが普通です。
だから、海外の学校にいきなり問い合わせるなんて敷居が高い気がしていました。
でも、ボーディングスクールは仕組みがまったく違います。
入試を担当する「Admissions Office(入試課)」が必ず設けられていて、
問い合わせ対応は彼らの大切な業務のひとつ。
むしろ「興味を持っている家庭からの質問に答えること」が仕事なんです。
さらに、
- 寮生活をサポートするスタッフ
- スポーツの専門コーチ
- アートディレクター
- 進学を支援するカウンセラー
- ビザやパスポートの手続きを扱う担当者
それぞれの分野に専任スタッフが配置されています。
役割が細かく分かれているからこそ、どんな疑問でも安心して相談できる環境が整っているのです。
👉 つまり、「問い合わせをしたら迷惑かな」と心配する必要はありません。
学校側はむしろ、遠慮せず連絡をもらえることを前提に体制を整えているのです。
ボーディングスクールサイトの見方を知ろう
翻訳機能を活用する
まず最初の一歩は翻訳機能の利用です。
Google Chromeなどのブラウザを使えば、HPを丸ごと翻訳して読むことができます。
翻訳は完璧ではありませんが、大まかな意味をつかむには十分役立ちます。
しかし、かなりの学校のサイトは翻訳が効かない学校もあります、、、
落ち込む必要はありません!!!
これから英語のサイトの見方について分かりやすく解説していきます。
トップページでよく見る6つの言葉

学校HPのトップメニューには、共通して出てくる単語があります。
これを押さえるだけで全体が読みやすくなります。
About / About us
学校の理念や方針、校長先生のメッセージなどが載っています。
大切ですが、最初は後回しにしても大丈夫です。
Admission
出願や入試に関する情報がまとまっている最重要ページです。
学校調べの中心はここから始めるのが正解です。
Academic
学校で学べる教科や授業内容の説明です。
コースの難易度や教育方針を知る手がかりになります。
Athletic
スポーツや部活動に関する情報です。
どんな競技ができるのか、施設の充実度などが分かります。
Art
芸術教育についてのページです。
演劇、音楽、美術などが紹介され、進学にも影響する重要な科目であることが分かります。
Summer
サマースクールの案内です。
短期体験が可能なプログラムで、初めての方にもおすすめです。
Admissionページを詳しく見てみる

HPを読む上で一番重要なのがAdmissionページです。
ここを理解すれば、出願の全体像が見えてきます。
Inquire
登録・問い合わせのページです。
名前や連絡先を入力すると、学校から最新情報が届くようになります。
Application process
出願から入学までの流れがまとめられています。

- 問い合わせ
- キャンパスツアーや面接
- SSATやGateway to Prep Schoolsなどの登録
- 書類提出
- 合否判定
- 入学判断
👉 補足情報:最近はSSAT不要の学校も増えてきています。その場合は独自の英語テストやZoom面接で代替するケースもあります。
Visit / Campus Visit
キャンパス見学やバーチャルツアーのページです。見学は出願が決まってからでOKですが、Virtual tourやCampus mapは誰でも自由に見られるので、気軽にチェックできます。

Event
学校説明会や出願関連のイベント情報です。
オンラインで参加できるものもあり、日本からでもアクセス可能です。
Tuition
学費のページです。
寮生(Boarding)と通学生(Day)の費用が載っています。
アメリカの学校は日本と違い、入学金は不要ですが、
デポジット(入学時に保証金として支払う前払い金)が必要な場合があります。
Admission team
入試課スタッフの紹介ページです。
顔写真や役職が載っていることもあり、問い合わせの相手がどんな人か分かると安心できます。
学校HPで確認しておくべき3つのポイント
学校を調べるときに特に役立つのは、
- プロモーションビデオ
- キャンパスライフや寮生活のページ
- Course(科目一覧)
プロモーションビデオは
学校の雰囲気を直感的に知ることができますし、
寮生活や食事の写真からは生徒の日常が垣間見えます。
私が見た最もかっこいいアンドーバーのプロモーションビデオをぜひご覧ください。
Courseでは、
どんな授業が行われているかを知れるだけでなく、学問のレベル感を測る参考にもなります。
👉 補足情報:近年は多くの学校がYouTube公式チャンネルを持っていて、HPからリンクされています。
パンフレットよりもリアルな学校生活が見えるのでおすすめです。
学校概要は外部サイトも活用しよう
生徒数やキャンパスの広さ、男女比、国際生徒の割合など、
基本的な情報は学校のHPだけでは見つけにくいことがあります。
そんな時は外部のボーディングスクール情報サイトを利用すると便利です。
ただし非公式情報のため古かったり間違っていたりする場合もあるので、
必ず複数のサイトを比較しながら確認することをおすすめします。
👉 補足情報:代表的な情報サイトには「Boarding School Review」や「Niche」などがあります。
学校を横比較できるので便利です。
まとめ
- ボーディングスクールには必ず入試専門のスタッフがいて、問い合わせはむしろ歓迎される
- HPは翻訳機能を使えば大まかな理解ができるので、臆せず読み進めてみよう
- トップページは About / Admission / Academic / Athletic / Art / Summer を押さえれば大丈夫
- Admissionページでは Inquire・Application process・Visit・Event・Tuition・Admission team が重要
- SSAT不要の学校や、Zoom面接で代替するケースも増えている
- 学校紹介ビデオやキャンパスライフのページは学校の雰囲気を知る最短ルート
- 学費は「入学金なし」が一般的だが、デポジットが必要なことがある
- 基本情報は外部サイトも活用しつつ、複数チェックして信頼性を確かめる
あとがき
ここでは、ボーディングスクールのHPの見方について解説しました。
遠く離れた日本から、学校と直接つながれるほぼ唯一の手段が「公式HP」。
だからこそ、しっかり読み解けるようになることが留学準備の第一歩だと思います。
HPの見方が分かったら、次はいよいよ留学に向けた具体的な準備へ。
こちらの記事で「出願までの準備ステップ」をまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください👇
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