ワンダーボーイの中学生留学記4|日本で怒られた息子が、アメリカで表彰された理由

留学記

日本では「浮いてる親子」だった私たち

今回はちょっとだけ本編の時系列から脱線して、ぜひシェアしたい出来事を。

日本にいた頃のワンダは、とにかく目立つタイプ。

私の血を色濃く受け継いだのか(?)、大胆でお調子者。

「出る釘は打たれる」という言葉、
あれ…完全に我が家に向けられてたんじゃないかと思うくらい、よく怒られていました。

授業中も、みんなを笑わせたい、場を盛り上げたい――

そんな純粋な気持ちで動いているのに、集団の中ではそれが「空気を読まない」と映ることも多く…。

結果、私は学校に呼び出されるのが半ばルーティンに。
とほほ。


アメピン事件

中でも印象的なのが、ある朝の登校前。

前髪が目にかかっていたので、何の気なしにアメピンをつけてあげたんです。

実は国民的自転車アニメのキャラがかっこいいカチューシャつけてたのもあり
女子アイテムをつける男子はイケてると強く思ってました笑

それがまさかの地雷💥
その日、先生から「男のくせにピンをつけるな」と強く注意され、ワンダはしょんぼり。

完全に私の判断ミスですが、つい私も「男がピンつけて何が悪いんですか?」と反論…。

結果、親子そろって“変わっている存在”認定。

いやもう、笑うしかないですよね。


舞台はアメリカへ

そんな私たちがアメリカに渡ってから、ワンダが挑戦したのはクロスカントリー(長距離走)。

ここで彼は大好きな映画『ロッキー』に登場する、
星条旗柄のド派手なボクサーパンツをはき毎日練習に励むことに。

あれは…遠くからでも一発で分かる派手さ。

正直、アメリカ人より目立ってました。

私は内心「これは…また怒られるパターンかも」とヒヤヒヤ。


怒られるどころか、まさかの表彰!

ところが!
その年の学期末、ワンダはクロスカントリーの特別選手章に表彰されたのです。

理由は――

「ロッキーのパンツを履き、誰よりも一生懸命頑張っていたから」

いやもう、びっくりですよ。
日本だったら間違いなく「変な格好して…」って怒られる案件が、
アメリカでは「面白い!最高!」と評価される。

その後もこの星条旗パンツはワンダが卒業しても伝説として残ったのです笑


場所が変われば、価値観も変わる

その瞬間、心の底から思いました。
「場所が変わるだけで、こんなにも価値観って違うんだ…!」

協調性や控えめさを美徳とする日本。
ユニークさや自己表現を尊重するアメリカ。

どちらが正しい、という話じゃなくて、それぞれに良さがあって、それぞれの子どもに“合う場所”がある。
ワンダを見ていると、そのことを何度も教えられます。

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