英語が話せないけど、留学ってできるのかな?
結論から言うと
英語が全く話せなくても、留学すると2~3年で英語が話せるようになります!
実際うちの息子は「ハロー」の一本で渡米し、
3年後現在はアメリカの高校で生徒会に所属し、難しいテーマで英語でディベートしてます。

この記事では、「英語が話せないけど留学したい」というあなたの不安を少しでも軽くするために、
実際に英語0から留学した経験から、英語が話せなくても留学を成功させる方法をまとめてみました。

「英語が話せない」状態で留学に行くと何が問題か?
「話せるようになる」は幻想?よくある誤解
多くの人が
留学に行く=英語が話せるようになる
と思い込んでいますが、これは誤解です。
確かに、現地での生活は英語漬け。
でも“自然に話せるようになる”わけではありません。
英語力は、筋トレと同じで
- 使う
- 間違う
- 修正する
繰り返しで少しずつ身につくものです。

極端なことを言うと,
留学しても人と全然コミュニケーションをとらず
いつも日本の本を読んだり、日本語ばかり話していると当然英語は喋れるようになりません。
しかし留学すると結構この日本語のワナいたるところに存在します。
実際に現地で暮らしてみると、最初の数か月は「単語が出てこない」「聞き取れない」連続です。
そうするとつい日本人と日本語を話して安心したくなります。

でもその時間を“苦しみ”ではなく、“自分を鍛える時間”と受け止めることで、確実に前進します。
「話せるようになる=ペラペラ」ではなく、「話そうとする勇気」が最初のステップ。
話せないからこそ、伝えようと工夫する過程で本物の英語力が育ちます。
留学に行ってから英語力を早く習得できる方法を下記で公開してます。
英語が話せない人でも留学できる?実際のデータ
英語力ゼロ・初心者で出発した人の割合
語学留学や高校留学のデータによると、「英語に自信がないまま出発した人」は全体の約40〜50%に上ります。
つまり、半分近くの人が「話せない」状態で留学をスタートしているのです。

実際、英語が苦手な人ほど「海外で英語を使う環境に飛び込みたい」という動機が強く、
結果として学びの吸収が早いという報告もあります。
留学先には、同じように不安を抱えた留学生が世界中から集まっています。
「話せないのは自分だけじゃない」と知るだけで、心が少し軽くなりますね。
留学中「英語が通じなかった」経験とその影響

ワンダがアメリカの授業に初めて出たとき、先生の話がまったく理解できなかったそうです。
英語のスピードが速く、知らない単語が次々に出てきて、
「今日も何も分からなかった」と感じながら毎日を過ごしていたと話していました。
唯一、数字が共通言語の数学だけは何とかついていけたものの、
英語や歴史、理科のディスカッションでは完全に沈黙。
周りの生徒が笑い合い、意見を交わす中で、自分だけ取り残されているような感覚だったそうです。

この気持ち分かる~ めちゃくちゃ心細い、、
そんな中、歴史の先生が授業後にも時間を割き、丁寧にサポートしてくださったことが転機になりました。
ワンダもその姿勢に応えようと努力を重ね、最終的にその学期はA+を獲得。(成績表の最高評価)
海外の学校では、結果だけでなく「どれだけ努力したか」も評価の対象になります。
頑張った過程を見てくれる環境で、「努力すれば必ず認めてもらえる」という実感を得たことが、
その後も努力を続ける大きな原動力になりました。
出発前に押さえておきたい「読む・聞く」英語力
“伝わる”ための基礎ボキャブラリー
単語力はすぐには身につかないけれど、出発前に「最低限これだけは」と思える語彙を固めておくと安心。
・日常生活で使う動詞(borrow, bring, need, helpなど)
・感情や反応を伝える形容詞(funny, kind, tired, interestingなど)
・学校生活の基本単語(assignment, due, project, presentationなど)
量よりも使える単語を中心に、“声に出して覚える”ことが大切。
使える語彙があると、伝わらない焦りがぐっと減ります。
留学前の英語学習について詳しくはこちらの記事で公開しています。
発音とリスニング:聞き取れないを防ぐ
発音の癖は早めに意識して直すと伸びが早いです!
特に
r/l
th
v/b
は日本人が混同しやすいポイント。
アプリやYouTubeのシャドーイング練習を活用して、
耳で聞いた音をそのまま口に出す“反射”を鍛えておくと留学後の理解スピードが変わります。

じぶんの好きな映画やドラマでシャドーイング練習すると
楽しく練習できますよ!
また、倍速ではなく1倍速で丁寧に聴く習慣をつけると、
留学先で先生や友達の会話スピードに慣れやすくなります。
TOEFLの勉強法の記事の中にNETFLIXを使ったヒヤリングの方法を公開してます。
現地で「話せない」壁にぶつかった時の対処法
失敗してもOKというマインドを持つ

留学中、最初にぶつかる壁は「間違えるのが怖くて話せない」こと。
でも実際のところ、完璧な文法よりも“話そうとする姿勢”が一番評価されるのが海外です。
アメリカやヨーロッパの学校では、たとえ英語がたどたどしくても、
「自分の考えを伝えよう」とする人がクラスの中で尊敬されます。
逆に、黙っていると「意見がない」と受け取られることもあります。
だからこそ大切なのは、失敗しても立ち止まらないこと。
言葉が出てこなくても、単語だけでも口に出してみる。
ネイティブのように話すより、「伝えよう」とする姿勢のほうがずっと強く印象に残ります。
実際、間違いをきっかけに会話が広がることも多く、
「通じなかった」経験こそが一番の教材になります。
最初の数ヶ月は「話せないこと」を恐れず、“実験するつもりで話してみる”くらいの気持ちで十分です。
小さな成功体験を積む

留学生活では、英語が思うように話せず自信を失う時があります。
でも、英語ができることだけが“成功”ではありません。
自分の得意なことを通じて周囲と関わることも立派な成功体験です。
スポーツでチームに貢献したり、得意の料理で友達を喜ばせたり。
そうした「人に喜んでもらえた」瞬間が、何よりの自信になります。
日本のマンガやアニメの話題も人気で、そこから会話が生まれることも多いです。

大切なのは、「英語力」で競うのではなく、自分の強みで人とつながること。
小さな成功の積み重ねが、自信を育て、結果的に英語を話す力にもつながっていきます。
自分のレベルに合った留学先を選ぶ
当然ですが留学先の学校にはいろいろなレベルのところがあります。
その中で一番大切なことは自分の適性に合った教育を受けるということです。
それこそが英語上達の最大の近道といっても過言ではありません。

レベルの高いところにいくことがえらいわけでなく
留学で英語をできる限り習得し、人間的に成長することがえらいのです笑
ではどうやって自分のレベルにあった学習が留学にできるのか。
意識したらよい方法と詳しい探し方を下記にまとめました!

詳しくは下記に解説してます。
①自分に合ったレベルの学校を選ぶ

英語を早く伸ばすには「環境を変える」よりも「環境に合う自分でいること」が大切。
背伸びして難易度の高い学校に入るより、
今の自分の力に合った場所でしっかり基礎を積むほうが、結果的に成長が早くなります。
たとえば、アメリカの名門ボーディングスクールの中でも「10スクール」と呼ばれる最難関校は、
授業スピードも課題量も桁違いです。
入ってから英語力の差に苦しみ、途中で学校を変えることになるケースも少なくありません。

周りとコミュニケーションがとれないと孤独になってしまうので
できるだけ自分のペースあった学校に行く必要がありますよね
焦って難関校を目指すよりも、最初は自分が安心して学べる環境を選んだ方が、学びの定着も早くなります。
また、同じレベルの仲間と一緒に勉強できる環境はとても大切です。周囲が少し先を歩く存在であれば刺激になり
同じように苦戦している仲間がいれば励まし合える。心理的な負担が少なく、英語を話すことへの抵抗も減ります。

②英語の補修クラスがあるかの確認
学校選びでは、
- ESL(英語補習クラス)があるか
- 英語サポートの体制が整っているか
チェックしてみてください。
英語の補修クラスがある学校というのは
学校全体で留学生の受け入れに前向きの環境がととのっているので
通常授業で英語でトラブルがあってもサポート体制がしっかりしてることが多いです!

ワンダは留学をスタートして2年間は先生二人体制で英語補習クラスを受けてました
③学年を落とすのも選択肢の一つ
もし最初の学校が合わなかったとしても、
リピート(再入学)するのも選択肢の一つです。
一度基礎を整えてから再挑戦することで、自分に合った「次のステップ」に進めることが多いです。
実際、リピートを経て最終的に理想の学校や大学に進んだ生徒もたくさんいます。
留学先を選ぶときは、「今の自分に合うかどうか」を軸に考えること。
それが英語力アップの最短ルートであり、長く続けられる学びの土台になります。
リピートについてもう少しこちらで詳しくまとめてます。
④サマースクールからスタートしてみる
1日1回、英語で誰かと話す。内容は「Good morning!」だけでもいい。
「伝わった!」という小さな成功が、次への自信になります。
サマースクールについて詳しくはこちらの記事で公開しています。
まとめ
英語が話せない時期は、誰にでもあります。
でもその時間を“無駄”と思うか、“成長期”と捉えるかで結果は大きく変わります。
留学とは、「間違えて、笑われて、それでも話す」ことで自分を磨いていくプロセス。
“話せない自分”を受け入れることが、最大の一歩です。
英語が話せないまま始めても、留学はあなたを確実に変えてくれます。
その変化こそが、言葉以上の「コミュニケーション力」という宝物です。












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