最近、日本のニュースを見ていると「この先どうなっちゃうんだろう…」と感じることが多くなりました。
経済や社会の変化が激しいこの時代、親としてはやっぱり子どもに“生き抜く力”をしっかり持たせたいものです!!
そんな中で増えているのが、中高生の海外留学。
グローバルな視野や語学力、多様な価値観に触れる経験は、これからの時代を生きる大きな武器になります。
…でも!
いざ留学を考え始めて調べてみると、最初の壁が立ちはだかります。
- どこの国がいいの?
- 何から調べればいい?
- 現地の学校生活って実際どうなの?
そんな基本的なことすら、日本語でまとまった情報は意外と少ないんです、、、
私もまさにその状態で、ネットをさまよい、先輩ママに聞き込み、海外の学校と直接やり取りして…と、手探りの日々を過ごしました。
だからこそ、このブログでは親のリアルな視点でまとめた“めちゃくちゃ簡単な留学基礎”をお届けします。
これから留学を考えるご家庭にとって、少しでも道しるべになれば嬉しいです
【実は国内にも!?】中高生の留学先について
国内でも学べる“留学級”の英語教育
「留学=海外に行くこと」と思っていませんか?
実は日本国内にも、まるで海外留学のようにバイリンガル環境で授業を受けられる学校があるんです。
授業は英語中心、国際カリキュラムを採用し、多国籍のクラスメイトと学べる学校も増加中。
しかも、海外に行かない分渡航費がかからない、子どものそばで成長を見守れるなど、メリットもたくさん!!
今回は、そんな“国内でできる留学スタイル”の学校事情をご紹介します。
インターナショナルスクール
日本や海外にある、授業を英語など外国語で行う学校。
国際基準のカリキュラム(アメリカ式・英国式・IBなど)で、多国籍の生徒と学びながら海外大学や国内の国際系大学への進学も可能です
有名校例
・ASIJ(東京)
・西町インターナショナル
・清泉インターナショナル
・セント・メリーズ
・ブリティッシュ・スクール東京
・カナディアン・アカデミー(神戸)
国内ボーディングスクール
日本国内にある全寮制の中学・高校。(ボーディングスクール)
英語での授業や国際カリキュラムを採用している学校も多く、海外留学に近い環境で学べます。
有名校の例
ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(岩手)
ラグビー校ジャパン(千葉)
UWC ISAKジャパン(長野)
海外で学ぶ場合
「どうせなら本場で学ばせたい!」
そんな思いから海外留学を選ぶご家庭が年々増えています。
現地の生徒と肩を並べて授業を受け、英語はもちろん、多様な価値観や異文化を日常的に吸収できるのは海外ならでは!
また、完全に親元を離れて暮らすことで自立心や問題解決力がぐんと伸びるのも大きな魅力。
今回は、国別の特徴や学校選びのポイント、そして現地での生活のリアルまで、ママ美目線で海外留学事情をご紹介します
留学の行き先!どんな国があるの??
それぞれの国には、教育の特徴や文化、生活環境など、魅力がぎゅっと詰まっています。
息子ワンダを送り出した経験からも、「国の選び方」は留学の満足度を大きく左右する大事なポイント。
今回は、ママ美目線でざっくり分かる各国の特徴とメリットをお届けします
- アメリカ
自由でのびのび、課外活動も山ほどあって「やってみたい!」がすぐ叶う国。大学進学の選択肢も豊富で、自分の得意を思い切り伸ばせます - イギリス
伝統と格式の本場!制服姿で芝生を歩く…なんてドラマみたいな光景も。少人数でじっくり学べて、学問に集中したい子にぴったり - スイス
世界の超エリートが集まる学校もある国。英語だけじゃなくフランス語やドイツ語も耳に入り、国際的な人脈作りには最高の環境 - カナダ
治安よし、人も優しい、自然も豊か。英語とフランス語の両方を学べるチャンスもあって、安心して送り出せる国 - オーストラリア
陽気でフレンドリーな国民性、気候も温暖。時差が少ないから、親子の連絡もラクちん - マレーシア
物価も学費もお手頃なのに英語教育はしっかり。しかも家族みんなで移住&留学できちゃうのが最大の魅力
どんな学校があるの?学校の種類を紹介
「学校の種類」と言われても、なんだかピンとこないかもしれません。
でも海外には、日本ではあまり耳にしない多種多様なタイプの学校があるんです
学び方も、生活スタイルも、サポート体制も、それぞれ個性豊か。ここからは、そんな海外の学校の種類をママ美目線でご紹介していきます。
- パブリックスクール(現地公立校)
現地の生徒と同じ環境で学びます。費用が比較的安く、地域の文化や生活に深く溶け込めます。
呼び方の違い:イギリスでは「Public School」は逆に名門私立校の意味(例:イートン校、ハロウ校)、アメリカ・カナダ・オーストラリアでは「Public School」が日本でいう公立校の意味。 - ボーディングスクール(寮制私立校)
勉強・生活・スポーツ・課外活動を全て学校内で完結。教師や寮スタッフのサポートが手厚く、学習習慣や自主性が身につきます。
呼び方の違い:アメリカ・カナダ・スイスなどは「Boarding School」、イギリスでは「Independent School」「Private School」と呼ばれることも(その中に寄宿制あり)。 - インターナショナルスクール(国際学校)
世界共通の教育プログラム(例:IB・ケンブリッジ)で学び、多国籍の友達と交流できます。大学進学で海外を目指す生徒が多いのも特徴です。
注意点:現地人向けの「インターナショナルスクール」は現地語+英語のバイリンガル教育型もある。 - その他の学校のタイプ
言語学校(Language School):短期~長期で語学習得に特化。中高生向けのサマースクールや準備校も含まれる。
専門寄宿学校(Specialist Boarding School):音楽・スポーツ・芸術など特定分野に強い寄宿制の学校(例:英国の芸術系ボーディング)。
マグネットスクール(Magnet School):特定分野(理系・芸術・スポーツ)に特化した公立校。アメリカやカナダに多い。
チャータースクール(Charter School):公立校だけど、運営が民間委託で自由度が高い。アメリカで増加中。
留学中の滞在について
留学生活の舞台は学校だけじゃありません。
大切な子どもが毎日を過ごす「生活の拠点」も、とっても重要なポイントなんです。
寮、ホームステイ、学生アパート…滞在先によって生活リズムやサポート体制、経験できることが大きく変わります。
ここからは、そんな滞在先の種類と特徴をママ美目線でご紹介します!
- 寮生活(Boarding)
学校の敷地内にある寮で、先生や寮スタッフが生活をサポートしてくれるから安心。友達と寝食を共にする時間が長く、文化も性格もバラバラな仲間との絆が深まります。
※寮によってはWi-Fi時間制限や門限など、意外とルールはしっかりしてます。 - ホームステイ (Homestay)
現地の家庭に滞在し、日常生活を共にするスタイル。
現地文化や生活習慣を肌で感じられ、「家族の一員」として過ごせるのが魅力!
※ただし、家のルールや家族との相性もあるので、最初は少し緊張するかも。 - 家族で移住(Family Relocation)
親子で一緒に現地に暮らしながら通学する方法。
生活基盤を家族で作れる安心感が大きく、海外生活を一緒に楽しめます。
※マレーシアやオーストラリアなど、家族滞在のビザが比較的取りやすい国も。
我が家がアメリカのボーディングスクールを選んだ理由
正直なところ、最初は不安だらけでした。
お金のこと、英語力のこと、異文化の中で本当にやっていけるのか…。
それでも最終的に「ここしかない」と思えたのには、我が家なりの理由があります。
1. 学びの幅と深さ
アメリカのボーディングスクールは、学力レベルが高く、卒業後の大学進学実績も豊富です。
理系・文系といった枠にとらわれず、演劇や映画制作、アートなど、本人の興味や得意分野を大切にしてくれます。
ワンダは小さい頃からアメリカの映画や音楽、ファッションが大好きで、「いつかアメリカで学びたい」という夢を持っていました。
その夢を叶える場所はどこか…と考えたとき、この学校の環境がぴったりだと感じました。
2. 点数だけじゃない評価方法
日本ではテストの点数がほぼすべてですが、アメリカでは授業への参加姿勢、課題への取り組み方、努力の過程までしっかり評価されます。
不得意な科目でも「頑張った分だけ認められる」仕組みなので、挑戦する気持ちを失わずにいられます。
ワンダは得意・不得意の差がはっきりしているタイプですが、努力することは得意。だからこそ、この評価方法はとても合っていると感じました。
3. 圧倒的な教育環境
広大なキャンパスには、馬場やアイスリンク、ボートハウス、演劇ホール、大学並みの図書館までそろっています。
勉強だけでなく、スポーツや芸術も思いきり取り組める場所です。
そして何より、アメリカのボーディングスクールからはアメリカの大学への進学がとてもスムーズ。
「将来はアメリカの大学へ進学したい」というワンダの夢にも直結しました。
こうして、本人の夢と学びの質、そして将来の進路――そのすべてを考えて、我が家はアメリカのボーディングスクールを選びました。
あの時の決断が、ワンダの未来の大きな扉を開くきっかけになったと、今では心から思います。
まとめ
日本の教育はまだ画一的で、英語力や多様性の面では世界の流れに追いついていません。
だからこそ、早い時期に広い世界に飛び込むことは、子どもの未来を変える力があります。
私自身、ワンダの留学を通して「英語を学ぶ」から「英語で人生を切り開く」への変化を間近で見てきました。
それは親にとっても、大きな学びと勇気になっています。
こうした日々の出来事や、実際に起こったエピソードはNoteで日記形式で公開中です。
リアルな親子の留学ストーリーに興味がある方は、ぜひのぞいてみてください。
