ワンダーボーイの中学生留学記13|涙の合格通知と「ママありがとう」――親子で迎えた夢の瞬間

留学記

女将エージェント修行の果てに

怒涛の再出願の日々。
女将エージェントのスパルタ指導に耐えながら、エッセイを何度も書き直し、面接練習を繰り返し、細かい書類の修正までギリギリのスケジュールで走り抜けました。

「もう無理かも…」と心が折れそうになる瞬間もあったけど、女将の厳しくも愛ある指導に支えられて、ワンダは最後までやりきりました。

すべてを出し切ったからこそ、あとは結果を待つだけ。
不安と期待が入り混じり、毎日のメールチェックが心臓に悪いほどドキドキする時間になっていました。


合格発表の朝

そして迎えた数日後。
ついに、運命を分けるメールが届きました。

件名に書かれていたのは、見慣れた「Admission Decision」という文字。
けれど今回は、前回と違って私はひとりで開けることはしませんでした。

「ワンダと一緒に見る」
そう決めていたからです。

二人でパソコンの前に座り、深呼吸をして画面を開くと、そこにあったのは――

We are so excited to accept Wanda to our school…

「合格」
その一言で、世界が一気に色を取り戻したような感覚になりました。


「ママ、ありがとう」の一言

画面を見つめたまま、ワンダの目から涙が溢れました。
そして、小さな声で、でも確かに震える声で言ったのです。

「ママ、ありがとう」

その瞬間、私も涙が止まりませんでした。
これまでの不安も苦労も、夜中に交わした叱咤激励も、すべてが報われたと思えました。

母としてこの言葉を聞けたことが、何よりのご褒美。
あぁ、一緒に走ってきてよかった。心からそう思えた瞬間でした。


バイオハザードとラッキーソング

合格の喜びで浮かれた私たちは、その日のうちに映画館へ。
選んだのは、なぜかホラーアクションの『バイオハザード』。

「なんでこれ?」と笑いながら、緊張から解放された気持ちでスクリーンを眺めました。
不思議なことに、その日だけはホラーも怖くなく、ただテンション高く観終えることができたんです。

そしてエンディングに流れた主題歌は、今では私たち親子にとって“ラッキーソング”になりました。
聞くたびにあの日の涙と笑いがよみがえり、胸が熱くなります。


桜咲く。新しい旅立ち

第一志望に落ちて絶望を味わった日から、女将エージェントとの出会い、再出願、面接のハプニング、すべてを経てたどり着いた合格通知。

ワンダの流した涙、そして「ママ、ありがとう」の言葉。
それは、12歳の少年がアメリカ留学という大きな夢への扉を自らの手で開けた証でした。

その日、確かに「サクラが咲いた」のです🌸✈️

コメント

タイトルとURLをコピーしました