
こんにちは、ママ美です
留学を検討していると「ホームシックは大丈夫かな」「海外でうまくやっていけるかな」と悩みますよね。
この記事では、留学のつらい瞬間の乗り越え方を徹底解説します!
この記事はこんな方におすすめです!
- 留学を前に不安を感じている
- ホームシックなどの対策を知りたい
- どんなことが起こるのか怖い
ワンダの実体験を元にどんな時が辛いのか、そしてその対策を包み隠さず解説させていただきます。
「大切な留学期間を楽しく有意義なものにしたい」
そんな人はぜひこの記事を読んで留学前・留学中の不安を吹き飛ばしてください!
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はじめに

留学には楽しさと同じくらい「つらさ」もつきものです。
でもまず伝えたいのは──留学に挑戦している時点で、すでにあなたは本当にすごいということ。
最近では中高生でボーディングスクールに進む人も増えていますが、留学は大人でも不安になります。
小学生・中学生・高校生にとってはなおさら。
行く前から不安になるのは自然なことです。
慣れた環境や人から離れて暮らす──それがたとえ数週間でも簡単ではありません。
そんな大きな一歩を踏み出したあなたの勇気は、すでに尊い挑戦です。
この経験は英語を学ぶだけではなく、「挑戦する力」を育ててくれます。
新しい世界に飛び込む強さは人生の財産になりますし、
グローバルに繋がれる力は未来を大きく広げてくれる武器になるでしょう。
だから、いまつらいと感じていても安心してください。
世界中に同じようにがんばっている仲間がいます。私も息子の留学を通して、その姿を見てきました。
ここでは息子ワンダの体験をもとに、「どうすれば気持ちが楽になるか」を書いていきます。
読んでくれるあなたが「自分もやれる」と思えたら、それが何より嬉しいです。

実際に息子が体験した留学の様子
ここからは、息子ワンダが実際に経験した留学生活を、時系列で振り返ってご紹介します。
最初は順調に見えても、時間が経つにつれてどんな壁にぶつかり、どう気持ちが揺れ動いたのか
──リアルな記録です。
同じように不安や孤独を感じている人にとって、「自分だけじゃない」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
留学直後〜数週間:全てが新鮮でテンション高め
最初の数週間、ワンダは「楽しいよ!」と毎日のように報告してくれました。けれどもそれは「親を心配させたくない」気持ちからで、不安や寂しさを必死に隠していたのだと思います。

留学1か月〜1か月半:つらさのピーク
ある日、先生に注意された出来事をきっかけに、抑えていた不安や寂しさが一気に爆発しました。
毎日のように電話をかけ、「疲れちゃったよー」と泣きながら訴えてきました。

1時間くらいで電話で泣いてました。日本時間午前4時、、笑
しかし本人は「帰りたいわけじゃなんだよ」となんとか諦めず頑張ってました。
- 小さな失敗や注意が、大きな打撃になる
- 不安を言えずに溜め込むと、感情が爆発する

2〜3か月目
少しずつ落ち着きを取り戻し、電話の回数も減りました。
ただ、アメリカ人の友達の輪に入ってもうまく英語が話せず、疎外感を覚えることが多かったようです。
それでも少しづつ話せるようになってきていて少人数で相手がゆっくり聞いてくれると話せるようになってきました。

留学1年目:楽しいけどしんどい
あとから息子にきくと、
実は1年目は何度も「留学は自分には向いてなかったかも」と思ったことがあったそうです。
特に「日本人となるべく一緒にいない」と決めていたため、
アメリカ人ともなじみ切れず日本人とも話せない期間が孤独だったそうです。
それでも乗り越えられたのは、スポーツやイベントの存在、そして理解ある先生の支えでした。
あと英語はまだ完全ではないもののアメリカでの生活には慣れ始めてきたころです。
- スポーツにはまり始めてスポーツしているときは言葉の壁を越えて楽しめた
- 「苦しいだけ」ではなく、良い時間と苦しい時間が交互に来るのが1年目の特徴
- 分からないなりに勉強についていく努力はかかさなかった

半年たつと新鮮さも抜けて本格的な英語習得期間に入ってきます
留学2年目:長いトンネルも諦めず進む
英語力はすぐには伸びず「暗いトンネルを歩く感覚」が続きました。
でも少しずつ、信頼できる大人や友人が増え、「話せる相手がいる」安心感が芽生えました。
大きな転機は「行きたい高校」が見つかったこと。
目標ができたことで、つらくても努力を続けられるようになったのです。

留学中つらいと感じるとき
ここからは、留学生活の中で実際に「どんなときにつらさを感じやすいのか」を紹介します。
- 英語でうまくコミュニケーションとれないとき
- 文化が合わなかったとき
- 眠れないとき
- トラブルが合ったとき
あらかじめイメージを持っておくことで、「自分も同じ状況になるかも」と心の準備ができ、対策も立てやすくなります。
①英語でうまくコミュニケーションがとれないとき

最初は「毎日英語漬けで新鮮!」と感じても、だんだんと疲れてきます。
慣れない言語を使うのは、日本語の何倍もの集中力が必要です。
常に気を張り続けなければならず、心も体もすぐにヘトヘトになります。
そんなとき「日本語のテレビを見たい」「少し日本語で話したい」と思っても、
環境的に難しいことが多く、余計にストレスを感じます。
②文化が合わなかったとき

留学の大きな目的のひとつは「異文化に触れること」ですが、その文化が自分の感覚や体質に合わないと想像以上にストレスを感じます。
たとえば食事。
海外の学校では揚げ物や肉料理が多く、野菜は付け合わせ程度しか出てこないこともあります。
栄養の偏りや高カロリーなメニューに慣れず、体調を崩したり、肌荒れや疲労感に悩む人も少なくありません。
日本のように毎日お米や味噌汁、さっぱりとした副菜が並ぶわけではないので、
「食事が楽しみ」という気持ちが薄れてしまうこともあります。
さらに生活習慣の違いも大きな壁になります。
日本では湯船に浸かってリラックスする習慣がありますが、海外ではほとんどがシャワーのみ。
ゆっくりお湯に浸かれないことが、思った以上に心身の疲れにつながります。
長時間の勉強や慣れない英語環境で疲れていても、リセットできる方法が限られているため、
寂しさやストレスが増してしまうのです。
こうした「小さな違いの積み重ね」が、日常生活の中でじわじわと精神的な負担になっていきます。
文化の違いは刺激であると同時に、心を消耗させる要因にもなるということを、
あらかじめ知っておくと気持ちの準備がしやすくなります。
③眠れないとき

留学先では、最初は知り合いもなく、言葉や文化の違いから誤解されたり、自分だけ浮いているように感じることがあります。
日本では当たり前のことが通じず注意を受けたりすると、「理不尽だ」と傷ついてしまい、孤独感が強まります。
特につらいのは夜。
真っ暗な部屋でベッドに横になると、寂しさが一気に押し寄せてきます。
疲れているのに緊張で眠れなかったり、時差ボケで夜中に目が覚めたりすることもあります。
さらに、ルームメイトがいると電気をつけて読書もできず、
「どうしたらいいのかな」と思いながら孤独を感じやすい時間となってしまいます。
④トラブルがあったとき
学校生活や友人関係で思いがけないトラブルが起こると、それまで頑張っていた気持ちが一気に揺らいでしまいます。
例えば、文化や言葉の違いからちょっとした冗談が通じず誤解を招いてしまったり、自分では丁寧に伝えたつもりなのに意図とは違う受け取られ方をされてしまったり。
日本では「そんなことくらい」と思える出来事でも、慣れない環境では大きなショックとして心に残ります。
さらに、日本にいたら家族や友人にすぐに相談できたはずなのに、近くに頼れる人がいないことで不安が倍増します。
「自分だけが悪いのかもしれない」
「また同じことをしてしまうのでは」
と自分を責めてしまい、孤独感や無力感に押しつぶされそうになるのです。
こうした小さなトラブルの積み重ねが、留学生活では大きな心理的負担につながっていきます。
留学がつらいときの対策

では、ここからは本記事でもっとも重要な「留学中辛くなったときの対策」についてお伝えしたいと思います。
つらいときの克服する方法は人それぞれだと思うのですが
息子ワンダや周りの日本人のお友達が実際に乗り越えた方法をまとめてみました。
- 日本語の本を持っていく
- 日本の家族・友人と話す
- 日中に身体を動かす
- 夢中になれることを探す
- 無理に寝ようとしない
- 学校の先生やスクールカウンセラーと話す
- 夢や目標を思い出す
またボーディングスクールのルールの範囲での実際の対策なので参考にしてみてください。
①日本語の本を持っていく
紙の本は夜にリラックスでき、眠気を誘う効果もあります。
スマホに電子書籍を入れていっても、利用できない時間があるので、やはり紙の本が役立ちます。
特に文字が細かく、時間をかけて読めるものがおすすめ。眠れない夜のお守りになります。
ルームメイトがいる場合は、小さなライトを使えば迷惑をかけずに済みます。手元だけを照らす小さいランプや読書灯を持っていくと安心ですし、眠る前に「少し明かりをつけてもいい?」とルームメイトに一言相談しておくと、お互いに気持ちよく過ごせます。もし心配であれば、寮の先生に「夜に本を読むときどうしたらいいか」と相談してみるのも良い方法です。多くの先生はこうしたケースに慣れているので、アドバイスや工夫を教えてくれるでしょう。
②日本の家族・友人と話す
寂しいときは遠慮せずに電話をしましょう。
毎日電話しても大丈夫です。
最初は毎晩泣いていた子も、数か月経つと自然と電話の回数が減り、「大丈夫」と思えるようになります。大事なのは「我慢せずに話すこと」。
支えてくれる人がいると思えるだけで安心できます。
③日中に身体を動かす
スポーツでも散歩でも構いません。
しっかり体を動かして疲れさせておくことで、夜に自然と眠りやすくなります。
運動は体をリフレッシュさせるだけでなく、ストレスを発散させ、気持ちの切り替えにもつながります。
留学中は授業や人間関係で緊張する場面が多く、頭ばかり疲れて体は逆に動かしていないこともあります。
そんなときこそ意識的に運動することで、心と体のバランスを保つことができます。
軽いジョギングやバスケットボールなどのスポーツ、友達とのサッカー、
あるいは一人でのんびりキャンパスを散歩するだけでも効果的です。
ぐっすり眠れれば、翌日の授業にも集中でき、前向きな気持ちで過ごせるようになります。
④夢中になれることをする
好きなことや新しいことに挑戦するのも効果的です。
例えば絵を描く、音楽を聴く、初めてのスポーツに挑戦するなど。
緊張と興奮で気持ちが切り替わり、孤独感が和らぎます。
実際、息子は初めて乗馬に挑戦した日、神経を集中させすぎて夜はぐっすり眠っていました。
⑤眠れないときは無理に寝ようとしない
「寝なきゃ」と焦るほど眠れなくなるもの。
そんなときは割り切って勉強や読書に時間を使ってみてください。
意外とその方がリラックスでき、ふとした瞬間に眠気がやってきます。
⑥学校の先生やカウンセラーに話す
留学生活では、不安や寂しさを「自分だけの問題」と思い込み、口に出せずに我慢してしまう人が少なくありません。
でも、それは逆に気持ちを重くしてしまいます。勇気を出して言葉にすれば、心の中に溜め込んでいた不安が和らぎます。
ボーディングスクールには、必ず相談できる先生やカウンセラーがいます。
彼らは数え切れないほどの留学生をサポートしてきており、「よくある悩み」として受け止めてくれます。
安心して話して大丈夫です。
また、信頼できる大人に自分の思いを共有することは、新しい人間関係を築く第一歩にもなります。
「この先生には相談できる」という安心感があれば、それだけで心はぐっと軽くなり、日常の出来事も前向きに受け止めやすくなります。
そこから自然に、同じような経験をしている友達とのつながりも広がっていくはずです。
⑦夢や目標を思い出す
「なぜ留学したのか」「何を叶えたいのか」を思い出すことも大切です。
息子も何度も「帰りたい」と思ったそうですが、「留学する」と宣言した自分の言葉と、叶えたい夢が支えになっていました。
夢や目標は、つらいときにもう一度立ち上がらせてくれる大きな力になります。
日々を楽しくする考え方と行動
せっかく頑張って準備していった留学。
楽しく充実したものにしていきたいですよね。
辛くなったときの対策に続いて、「常に楽しく充実した気持ちになるマインド・行動」も合わせてご紹介します。
- 忙しく過ごす
- 信頼できる人をもつ
- 大好きなことをもつこと
①忙しくすること

予定や活動が次々と入っていると、「寂しい」と思う暇がなくなります。
実際、多くの留学生は授業や課題に加えて、放課後のスポーツ、学校行事、寮でのイベントなど、とても忙しい日々を過ごしています。
もちろん最初は「疲れるだけでは?」と思うかもしれませんが、むしろ予定が詰まっていることで生活のリズムが安定し、気持ちも前向きになります。
授業や部活動に一生懸命取り組んでいると、自然と達成感や充実感を得られ、寂しさやホームシックを感じにくくなるのです。
もし自分に少し余裕があるなら、あえて新しいクラブやボランティア活動に挑戦してみましょう。
人との出会いが増えることで「話せる相手」ができ、それが大きな安心感につながります。
結果的に、留学生活そのものをより楽しめるようになります。
②信頼できる人をもつ

留学先では本当にたくさんの人と出会います。
その中で「この人になら話せる」「自分の味方でいてくれる」と思える人が必ず現れます。
そうした存在がいるだけで、不安や孤独感はぐっと和らぎます。
先生や友人に心を開き、積極的にコミュニケーションをとってみてください。
思わぬところから支えになる関係が生まれるはずです。
③大好きなことを一つ持つこと

勉強やスポーツだけでなく、自分が心から好きだと思えるものを持っておくことも大切です。
音楽を聴く、絵を描く、日記を書くなど小さなことで構いません。
「これがあるから大丈夫」と思える拠り所があると、心のバランスを保ちやすくなります。
わたしは動物が大好きなのですが先生たちの飼っているペットをよく学校に連れてきてました。
その子たちと触れ合っているときがとても穏やかで安心する気持ちになりました。
ダメなときは無理しないで
ホームシックになるのは、誰にとっても自然なことです。
慣れない環境で家族や友人と離れて暮らすのですから、心が揺れるのは当たり前。
むしろ「自分は弱いんだ」と責める必要はまったくありません。
ただし、本当に心身が限界に近づいていると感じるときは、
無理をして頑張り続けるのではなく、家族や学校のカウンセラーに思い切って相談しましょう。
人に話すだけでも気持ちは軽くなりますし、状況によっては一時的な短期帰国なども立派な選択肢です。
実際、偉大な科学者アインシュタインも学生時代に留学先の大学でホームシックや孤独感から心を病み、スイスに戻ったというエピソードが残っています。天才と呼ばれる人物ですら留学の孤独には悩まされていたのですから、「自分だけが弱い」なんてことは絶対にありません。
大事なのは、無理をせず、自分の心と体を守ること。
留学は長いマラソンのようなものです。ときには立ち止まり、休み、支えてくれる人の力を借りながら歩んでいくことが、結果的に一番の近道になるのです。
まとめ
留学のつらさには、
・ピークの時期(1か月〜1.5か月)
・長く続く不調の時期(1年〜1年半)
があります。
でも「友達」「先生」「イベント」「目標」があれば、必ず乗り越えられます。
「今まさにしんどい」と感じているあなたも大丈夫。
留学のつらさは一人で抱えるものではなく、必ず支えてくれる人や方法があります。
この経験を通して得られる「挑戦する力」は、一生の財産になるはずです。
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