こんにちは、ママ美です。
限られた留学の時間をどう使うかで、英語習得のスピードは大きく変わります。
「できるだけ早く英語を身につけたい」
「限られた留学期間をどうしたら有効的に使えるのか」
気になる方も多いのではないかと思います。
このブログは「留学でいかに早く英語を習得できるか」その方法を徹底解説します。
この記事は次のような方におすすめです!
・留学中に効率よく英語を習得したい方
・実際にどうやって英語が伸びていくのか知りたい方
私の息子ワンダは、中学から留学を始めました。
英語ゼロでスタートし、3年間で高校受験を成功させ、
アメリカの特進クラスでネイティブの子たちと肩を並べています。
今ではヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)でいうとC1レベルに到達。
母としてそばで見ていても、その成長のスピードには何度も驚かされました。
留学の時間は本当にあっという間。だからこそ「効率よく最短で」学ぶことが大切だと思います。
この記事では、ワンダがどうやって英語を習得していったか、役立ったこと、逆にやらない方がいいことをまとめました。
「留学で英語習得を失敗したくない」
そんな人に、ぜひこの記事でご確認してみてください!
それでは、どうぞ
留学で英語を習得する最大のメリット
「英語を学ぶだけなら日本でもできるのでは?」とよく聞かれます。
確かに、小学校からの英語教育、塾やオンライン英会話、インターナショナルスクール…環境は日本にも整っています。
でも留学が特別なのは――
ネイティブとのリアルなコミュニケーションと日本語からの断絶。
母国語を封印して、日常すべてを別の言語で生きる。
その環境に飛び込むことこそ、語学習得を一気に加速させる最短ルートです。
英語習得の流れ
英語を学ぶとき、
- どのくらいで話せるようになるの?
- どのスキルから伸びていくの?
という疑問はつきものですよね。
でも、英語力と一口にいっても、実際には
- リーディング
- リスニング
- スピーキング
- ライティング
- 語彙力
これら5つに分かれていて、それぞれが伸びるタイミングはバラバラです。
各セクションの成長のタイミングがずれているため
その時々にタイミングにあった勉強や習慣が習得スピードに関わるカギとなってきます。
ここでは、英語ゼロから留学をスタートしたワンダが、
数年間でどのように英語を身につけていったかを時系列で整理しました。
「最初はどこが伸びやすいのか」「どの時期に一番大きく成長するのか」が見えるので、
これから留学する方にとっても、学習のイメージがつかみやすくなると思います。
親として間近で見ていたからこそ分かる“リアルな成長の流れ”を、できるだけ具体的に書いてみました。

1年目
リーディング ★☆☆☆☆ (1.0) |
リスニング ★☆☆☆☆ (1.0) |
スピーキング ★★☆☆☆ (2.0) |
ライティング ★☆☆☆☆ (1.0) |
語彙力 ★☆☆☆☆ (1.0) |
最初に伸びたのはスピーキング。
寮生活やスポーツ、友達との会話でとにかく「口に出す」機会が多かったからだと思います。
ただ、自分の気持ちを全部伝えられない悔しさで泣いた夜もありました。
他についてはそもそも単語量が圧倒的に足りてないので何をその上に重ねても
理解できない語学を使うことができないという状態になってます。
なのでこの時期は語彙力を伸ばすこと、あと自分のレベルにあった本を読むのが大切です。
2年目
リーディング ★★☆☆☆ (2.0) |
リスニング ★★★☆☆ (3.0) |
スピーキング ★★★★☆ (4.0) |
ライティング ★★☆☆☆ (2.0) |
語彙力 ★★☆☆☆ (2.0) |
リスニング力がぐんと伸び、文法も少しずつ理解。
「昨日の授業がわかった!」と嬉しそうに報告してくれた時、
涙が出るくらいホッとしたのを覚えています。
スピーキングで先生とコミュニケーションがとれてくるとリスニングなどでの
英語の理解度があがってきます。
理解度があがると、学校の成績も少しづつ上がってきますがまだ苦しいようです。
この頃の状態が長くて「本当に英語が上達するのかな」としんどい時期です。
とにかく諦めずに毎日を丁寧に少しでも英語力をあげる努力を続ける。
特に授業への積極的な参加と時間があるときに本を読むのが大切です。
3年目
リーディング ★★★★☆ (4.0) |
リスニング ★★★★☆ (4.0) |
スピーキング ★★★★★ (4.5) |
ライティング ★★★☆☆ (3.5) |
語彙力 ★★★☆☆ (2.0) |
一気に飛躍の年。
TOEFLの点数も跳ね上がり、
日本語より英語が自然になってきました。
この頃からだんだん英語の方が日本語より自然と出てくるようになります。
自分の気持ちは完全に英語で伝えられ、特にリーディングのスピードがあがりました。
またリーディングやスピーキングは日常会話レベルではなく研究・発表ができるレベルに。
ここで努力をやめずに
・語彙力の強化(単語帳を覚える)
・TOEFLレベルの文章をスピーディー
・本を読む
などを引き続き続けるのが大切。
4年目
リーディング ★★★★★ (5.0) |
リスニング ★★★★★ (5.0) |
スピーキング ★★★★★ (5.0) |
ライティング ★★★★★ (5.0) |
語彙力 ★★★★☆ (4.0) |
C1レベルに到達し、特進クラスへ。
ネイティブとは言わないまでも「英語習得完了」といっても遜色ないレベルです。
息子の言葉を借りると「これまでの努力がようやくPay Back(努力が報われた)感じするぜ」
という感じです。

これはあくまでワンダのスピードのなので習得スピードは年齢などによって異なると思います
英語習得を早めるコツ4選
① ESL(English as a Second Language)の大切さ
留学すれば自然に英語が身につく…と思いがちですが、実はそうではありません。
特に最初の1〜2年は、授業についていくだけでも必死。

そこで力を発揮するのが ESL(English as a Second Language)クラスです。
学校によって名前は異なりますが、
留学生が通常授業を理解できるようにサポートする特別英語クラスのこと。
ワンダは1年目、ESLの先生を二人つけてもらい、授業でわからなかった部分を補ってもらいました。
普通授業の先生とESLの先生が連携してくれるので、
効率的に理解を深めることができ、学習のスピードが格段に上がりました。
親としても「このサポートがなかったら、今の成長はなかった」と断言できます。
② アメリカ人の友達と一緒にいる

留学生活では「誰と過ごすか」が英語習得のスピードを大きく変えます。
安心できる仲間と過ごすのは心強い反面、どうしても英語を使う機会が限られてしまうことがあります。
ワンダも最初は同じアジア圏の子と過ごすことが多かったのですが、
思い切ってアメリカ人のグループに入ってから状況がガラッと変わりました。
アメリカ人の家に招かれると、自然と家族との会話が生まれ、
普段の授業や学校生活では出てこない表現にたくさん触れることができます。
例えば、日常のちょっとした冗談や家族ならではの会話のテンポなど、
本や授業では学べない生きた英語がどんどん入ってくるんです。
母として見ていても、「友達の家族ぐるみでの交流」こそが、
ワンダの英語力を大きく伸ばしてくれたと感じます。
最初は勇気がいるけれど、この一歩が後の習得スピードを大きく左右するのは間違いありません。
③ サマースクールに参加する
サマースクールは、通常の授業よりも短期集中で英語力を鍛えるチャンスです。
特にアメリカのボーディングスクールや大学のサマープログラムは、
普段以上に課題が多く、難易度の高い読解やディスカッションを求められます。
ワンダも毎回サマースクールに参加するたびに「英語の壁を一段越えた」ように感じました。
集中して大量の英語に触れるので、語彙力・リーディング力・ライティング力が一気に鍛えられます。
また、普段とは違う学校や先生、クラスメイトと出会えるのも大きな刺激になります。
短期間でも「全力で英語漬けになる」経験は、通常の学期以上に成長を後押ししてくれます。
サマースクールについてはレベルやタイプが様々です。
どのスクールが最もご自身に適しているかこちらの記事にも
詳しく記載していますのでよろしければご覧ください。
④ 帰国時も「日本でしかできない勉強」をする
意外かもしれませんが、留学中だけでなく「日本での過ごし方」も英語習得に大きく影響します。
特に 文法や語彙の基礎固め、そして読書 は、日本語の知識があるからこそ深く理解できる部分。

こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください
「留学=現地ですべて完結」ではありません。
むしろ日本にいる時間をうまく使うことで、現地での学びを加速させることができるんです。
母としても、帰国中にワンダと一緒に本を読んだり、
英検やTOEFL対策を日本語で整理して取り組んだことは、
本当に役立ったと感じています。
英語習得で気をつけたい3つのこと
① 日本人同士で固まらない
留学で一番ありがちな落とし穴は、日本人同士で固まってしまうことです。
最初の頃は不安で、右も左も分からない。
そんな中で日本語を話せる相手がいるのは本当に心強いものです。
でも、その安心感に浸ってしまうと、英語を使う機会が一気に減ってしまいます。
留学中にいちばん大切なのは「日本語を断つ勇気」。
もちろん日本人の存在を避ける必要はありませんが、
「会っても日本語は話さない」と自分でルールを決めることが大事です。
安心感を手放すことで、本当に英語を使う時間が増えていきます。
② 消極的にならない

もうひとつ大切なのは「とにかく話す」こと。
英語が拙くても、間違えても、勇気を出して話しかけるしか上達の道はありません。
ワンダも最初は、クラスで「間違えたら笑われるかも」と不安だったそうです。
でも、勇気を出して質問をしたり、ジョークを真似してみたりするうちに、
「間違えても大丈夫なんだ」と気づいたそうです。
その積み重ねが、自信につながりました。
消極的になってしまうのは自然なこと。
でも、一歩踏み出すたびに必ず世界は広がります。
孤独を感じる時間があっても、そこで黙ってしまうか、勇気を出して話しかけるかで、その先が大きく変わります。
③ 焦らない

留学生活は、思っている以上に「できないこと」の連続です。
最初の数カ月は授業も半分くらいしか理解できず、友達との会話についていけないことも多い。
そんなとき「私(僕)には無理なのかも」と落ち込む子も少なくありません。
でも、語学習得はマラソンのようなもの。
走り続けていれば必ずゴールは見えてきます。
ワンダも、英語が全く話せなかった頃から3年でC1レベルに到達しました。
それは特別な才能があったからではなく、できない日々をあきらめずに積み重ねたからです。
親としても「焦らないで大丈夫」と伝え続けることが、子どもを支える大きな力になると思います。
まとめ
英語を最短で習得するには、ただ留学するだけでは不十分です。
- ESLや個別レッスンを活用
- ネイティブの友達と過ごす
- サマースクールでの集中学習
- 日本でしかできない基礎固めを続けること
これらをバランスよく積み重ねていくことが大切です。
一方で、
- 日本人と固まらない
- 消極的にならない
- 焦らない
など、心構えもとても重要。
ワンダを見ていて感じたのは、英語習得は勉強というより「生き方そのもの」だということでした。
泣いた夜も、嬉しい成功の瞬間もすべてが英語力につながり、気づけばC1レベルまで成長していました。
つまり、留学は「英語を学ぶ場所」ではなく「英語で生きる場所」。
だからこそ、限られた時間をどう過ごすかで成果が大きく変わります。
留学をはじめたいと思っている方へ
当ブログ「ワンダーボーイの留学ナビ」では、
ボーディングスクールをはじめとした 留学準備、英語学習法、そして 息子ワンダのリアルな留学体験記 を、母と本人それぞれの目線で紹介しています。
「ホームシックになったらどうする?」
「寮生活ってどんな感じ?」
「実際に英語はどのくらいで話せるようになるの?」
そんな留学ママやパパが一番気になることを、できるだけ正直に、体験ベースでまとめています。
留学は不安も大きいけれど、その先には子どもの大きな成長と、親としても一緒に学べる喜びがあります。
もし一歩踏み出すか迷っている方がいたら、このブログが背中を押すきっかけになれたら嬉しいです。
ぜひご覧ください☺️✨
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