【保存版】日本とアメリカの学年の対応表|中高生の留学で失敗しない入学年齢の見極め方

ボーディングスクールについて

中学・高校留学に迷ったらコレ!日本とアメリカの学年早見表と注意点


この記事はこんな方におすすめです♪

  • アメリカに小中高で留学させたいパパママ、もしくはご本人
  • アメリカと日本の小中高の違いについて知りたい人
  • アメリカに留学する際「どこの学年に入ればいいの?」と迷っている人

海外の学年制度って、日本と全然違って分かりにくいですよね。
私も息子の留学準備をしていたとき、

  • 日本の中1ってアメリカだと何年生?
  • 高1から行くのと中3から行くのとどっちがいいの?

と頭を抱えました。

さらに日本は4月スタート、アメリカは9月スタート。


「同じ学年に合わせるべき?それとも1つ下げて入ったほうがいい?」
という問題に、多くのご家庭が直面すると思います。

ママ美
ママ美

入った学年によって帰国後、また日本の学校に戻るときの影響も気になるわね

この記事では、アメリカと日本の学年の違いを表でわかりやすく解説しつつ、
実際にどの学年から入るのがいいのか、注意すべきポイントをお伝えします。

学年はどう分けられているの?

まずは基本の仕組みから整理してみましょう。


アメリカの学校は「K-12」と呼ばれる12年間の教育制度をとっています。

日本の6・3・3制とは少し違っていて、ここを理解するだけで全体像がぐっと分かりやすくなります。

👉 日本は6・3・3制、アメリカは5・3・4制。ここが最初の大きな違いです。

※アメリカは 9/1基準で学年が決まる州が多いから、日本の学年と必ずしもピッタリ一致しないケースがあります。
誕生日によって1学年上下する可能性あるのでお誕生日から調べてみてください^^


各学年の呼び方

次に、日本人が戸惑いやすいのが「学年の呼び方」です。

12年生の学校は各学年の頭に「Grade」をつけます。
(例えば6年生は、Grade6など)

イギリスなどではYearをつけたりしますね。


日本だと「中1」「高2」と数字で呼びますが、アメリカでは高校生の学年をユニークな呼び名がついています。

  • 9年生(中3相当)= Freshman(フレッシュマン・新入生)
  • 10年生= Sophomore(ソフモア)
  • 11年生= Junior(ジュニア)
  • 12年生= Senior(シニア)

この呼び方は大学からきていて、
アメリカの高校生たちにとっては「自分がどの段階にいるか」を示す誇らしい呼び名でもあります。

息子も最初は戸惑っていましたが、慣れてくると「僕フレッシュマンなんだ!」
嬉しそうに言っていました😊


中学に入るならいつから?

これは留学準備で必ず迷うポイントです。
「日本の学年に合わせるべき?」「アメリカに合わせてリピートすべき?」——どちらにもメリットがあります。

例えば日本で中1の子は、アメリカでは Grade 7 にあたります。
選択肢としてはこんな感じです👇

  1. 日本の中学を卒業。中1の9月から渡米 → Grade 7
  2. 日本の小学校在籍中。小6の9月から渡米→ Grade 7

上記はどちらもGrade7に入っているように見えますが入学年が違うので2が1の一つ上の学年になります。

昔は「なるべく早く行った方がいい」と言われがちでしたが、
最近は「日本の学年を終えてから行く」ケースも増えています。

ママ美
ママ美

ちなみに息子ワンダは、日本の小学校を卒業してからその年の9月に7年生でアメリカ学校に入学しました!

理由はシンプルで、日本の卒業証明を持っていた方が安心だからです。
私もこの部分はすごく悩みました。


リピート(学年を落とす)について

アメリカなどでは学年を落とすことを「リピート」と言います。

「学年を落とす」と聞くと、日本ではネガティブに捉えがちですよね。
でもアメリカでは全く珍しくなく、むしろ戦略的に選ばれることも多いんです。

  • 英語に慣れる時間を確保できる
  • 学校生活に精神的余裕を持てる
  • 難関校を目指す場合に有利になることも

中には2学年落とす子もいます。

確かに同級生より遅れてしまうように見えますが、
その分しっかりと基礎力をつけてから進学できるので、結果的に成功につながることも多いです。

特に日本からアメリカに行くとまずは英語に慣れる期間が必要なので
学校側はリピートをポジティブに考えます。

「遅れる」ではなく「準備期間をもらえる」と考えると気持ちが楽になりますよ😊


高校に入るならいつから?

高校からの留学を考える場合、多くのご家庭が悩むのが「どの学年から入るか」です。

アメリカの高校はGrade 9〜12(4年間)。
日本の中3がちょうどGrade 9(高1)にあたります。

選択肢は大きく3つ👇

  1. 中3で渡米 → Grade 9に入る(中学卒業はしない・学年は落とさない
  2. 中学を卒業後 → リピートしてGrade 9に入る(おすすめ
  3. 中学卒業後 → 直接Grade 10に入る(競争率高め

私の息子は②を選びました。

当時は「同級生より1年遅れるのかな?」と不安もありましたが、
入学した学校がかなりレベルが高かったので
実際は英語や授業についていける余裕ができたので良かったと感じています。

3については日本の高校1年生はアメリカで10年生なので
アメリカの10年生に入る形になります。
学年を落とさないメリットがある分、9年生より募集人数が少ないので倍率が高くなります。


日本からアメリカへの編入の注意点

最後に、日本の教育制度とアメリカの違いから不安になる部分を整理しておきます。
でも実際には、心配しすぎなくても大丈夫です。

  • 義務教育を終えていなくても留学は可能
     → 日本では珍しいケースなので、学校側がどう対応していいか迷うこともあります。
  • 卒業証明書の扱いに注意
     → 日本の高校・大学を受験する場合卒業証明書が必要ですが、
      海外での在籍証明・成績証明があれば基本的に問題ありません。
  • 日本の学校は帰国子女はボーディングスクールは当てはまらない場合がある
     → 義務教育中なら、日本の公立中学は必ず受け入れます。
      ただし高校・大学の受験にある帰国子女枠は
      ボーディングスクールを対象としていないところが多いので注意です。

  • 英語圏の義務教育は16歳まで
     → アメリカの高校はGrade 9〜12(中3〜高3相当)。
      16歳で義務教育は終わりますが、多くの生徒は卒業まで通います。
      また、州によって異なるが多くは16歳〜18歳あるので確認してみてください。
  • グローバル基準では「学んだ事実」が大事
     → 「日本の学校を卒業していない=受験資格がない」にはなりません。
       留学先の学校が証明してくれれば、日本でも進学可能です。

👉 つまり、「卒業資格」よりも「在籍・修了証明」や「成績証明」をしっかり準備することが大切
実際に「資格がないから受験できなかった」という事例はほとんどないそうです。
私も最初は不安でしたが、きちんと在籍証明をもらえたので問題ありませんでした。


まとめ

  • 日本=6・3・3制、アメリカ=5・3・4制
  • アメリカではGrade制&高校はFreshman〜Senior
  • middle schoolは日本の小学校を卒業してからアメリカの学校に入学する形は今は主流。
  • high schoolはGrade 9が一番入りやすい:Grade 10や11からでも編入は可能。
    ただし募集人数が少なく競争率が高い
  • リピートは普通、むしろ有利になるケースも
  • 卒業証明よりも「学習の証明」を大事にすれば安心

おわりに

留学前は「学年のズレ」にすごく悩みますよね。
私も「同級生と違う学年になったらどうしよう」と不安でした。

でも実際に息子を送り出してみると、
大事なのは学年の数字ではなく“どんな環境で成長できるか”でした。

同じように迷っているパパママに、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです✨

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