小中高生の留学で一番多いのがサマースクール。
でも実は、早いところだと小学生から参加できるプログラムもあるんです。
夏休みの間に行けるので学校生活に支障がなく、期間も短く費用も比較的抑えられるため、多くのご家庭が挑戦しています。
- 子どもに海外経験をさせたいけど、いきなり長期は不安…
- 英語力がどれくらい通用するのか試してみたい
そんな気持ちから、まずはサマースクールを選ぶご家庭も多いです。
でも
- サマースクールって何をするの?
- どのくらい費用がかかる?
- どうやって探せばいい?
など、分からないことだらけ。
今回は、サマースクールの種類や特徴、探し方、そして送り出す親として知っておきたいことまで、まとめてお話します。
サマースクールとは?
サマースクールは、夏休みを利用して世界中から集まった学生と一緒に学び、生活する短期留学プログラムです。
アメリカやイギリスを中心に、早いと小学4〜5年生から参加できるものもあります。
「うちはまだ中学生じゃないから…」と思っていたら、実は参加条件に小学生も含まれていた、なんてケースも。
湖畔でBBQを楽しむアクティビティ型もあれば、一日中授業漬けの学習型もあり、選び方を間違えると「想像と違った…」となることもあります。
うちも初めての時は「夏の思い出作り」くらいの軽い気持ちで送り出したら、
帰ってきた子どもの顔つきがすっかり変わっていて、親の方が驚きました。
サマースクールの主なタイプ
ここからは、具体的にどんなサマースクールがあるのか、タイプ別にお話ししていきます。
ひと口に「サマースクール」といっても、その中身は本当にさまざま。
英語漬けで過ごすものもあれば、アクティビティ中心のキャンプ型、さらには芸術やスポーツなど専門分野に特化したものまであります。
我が子の性格や目的に合ったタイプを選ぶことが、充実した夏にするための第一歩。
ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを、実体験を交えながらご紹介します。
① 語学学校型
- 難易度:★★☆☆☆
- 英語力強化度:★★★☆☆
- 期間:7月〜8月
- 費用:50万円〜90万円
英語を学ぶことに特化したサマースクール。
参加者は英語を母国語としない学生が多く、多国籍で和やかな雰囲気です。
こちらは安心して小学生でも預けられるプログラムです。
「英語に触れさせたいけど、まだ本格的な留学は不安…」というご家庭にぴったり。
メリット
- 英語力の基礎を伸ばせる
- 同レベルの学生同士で安心
- アクティビティや観光が豊富
デメリット
- 日本人比率が高く、日本語で固まりがち
② ボーディングスクール(現地校)型
- 難易度:★★★★☆〜★★★★★
- 英語力強化度:★★★☆☆
- 期間:6月〜7月
- 費用:50万円〜100万円
現地の名門ボーディングスクールが主催する学習重視型。
受験のように選考がある場合もあり、授業や宿題は本格的。
長期留学を視野に入れているなら、このタイプは特におすすめ。
うちの息子もこれで「もう少し頑張りたい」と火がついたタイプです。
ちなみに下記は一日の授業スケジュールの一例です。。

メリット
- リアルな海外留学体験
- 成績が出願時に評価される
- 自信がつく
デメリット
- 英語力がないと厳しい
- 学習量が多くハード
③ 専門分野型
- 難易度:★★☆☆☆(内容による)
- 英語力強化度:★★☆☆☆
芸術、スポーツ、科学、舞台など特定分野に特化。
同じ夢や目標を持った仲間と過ごせるので、友情も深まりやすいです。
また中には自然体験を中心としたキャンプ型のサマースクールもあり一生忘れられない思い出がたくさんつくれます!!!
「英語」より「好きなことを極めたい」お子さんにぴったり。
メリット
- 同じ目的の仲間と濃い時間を過ごせる
- 興味分野に集中できる
デメリット
- 英語力アップは限定的
サマースクールの探し方
- 留学エージェントに相談:学校紹介から手続きまでお任せ
- 説明会やイベント参加:一度に複数の学校情報を入手可能
- ネットで直接検索:公式サイトから申し込みできる場合も
まずはお子さんと「どんな夏にしたいか」をじっくり話し合うのが大切。
英語力だけでなく、自立心や国際感覚を育てる視点も忘れずに。
親としての本音
サマースクールは、たった数週間でも子どもを大きく変える力があります。
親にとっては少し寂しい期間ですが、離れて過ごすことでお互いの存在を改めて大事に思える時間にもなります。
帰ってきた子の背中がほんの少し大きく見えるあの瞬間…あれは本当に宝物です。
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